イベント『日本のZINEについて知ってることすべて - 80年代インディー編』

デザイン誌『アイデア』での人気連載を書籍化した『日本のZINEについて知ってることすべて』

刊行を記念し、本の内容を補うトークイベントシリーズが3回にわたって開催されました。そのうち東京で3月に行われた「80年代インディー編」が、大反響にお応えして西にやってきます! 1985~1989年にミニコミ『英国音楽』を主宰した小出亜佐子さんをゲストにお迎えして貴重なお話をうかがいます。

そしてあのb-flowerが初めての二人編成ミニライブで華をそえます!!

同じポストパンクジェネレーションの波を受け、奈良のぼうしレーベルZINEから発展したSugarfrostのコンピ『The Birth of The True』等に参加し、英国でも高く評価されたb-flower。そのフロントマンとギタリストによる本イベントのための特別なセットをお届けします。

日時

2018年7月14日(土)

13時30分開場 14時開演


チケット

定員80名ほどのこぢんまりしたイベントです。

ご予約は先着順にて受付中ですので、お早めにお申し込みください。規定数にあとわずかです、お急ぎください!

前売 2,500円 当日 3,000円

(当日、会場にてのお支払いとなります。ご予約のお名前をお申し出ください。申し訳ありませんが現金のみで、カードは使えないのでお気をつけください。)

 

ご予約は直接旧グッゲンハイム邸まで

電話 078-220-3924(直前ですのでお電話が確実かと思います)

メール guggenheim2007@gmail.com

 

にて受付中です。

 

メールの場合はお名前、電話番号、枚数を明記の上、「7月14日イベント」と日付にお間違いのないようお書き添えください。

予約確認のメール返信が届いた時点でご予約確定となります。


会場:旧グッゲンハイム邸

〒655-0872 神戸市垂水区塩屋町3-5-17 

電話:078-220-3924



トーク出演者

小出亜佐子(こいで・あさこ)
1985~1989年までミニコミ『英国音楽』主宰。

最後の2号にフリッパーズ・ギターの前身ロリポップ・ソニック参加のソノシートをつけたがために,身に余る評価を受けました。1993年から『米国音楽』に参加。現在は引退し,ぐ~たら主婦兼主に80年代音楽墓掘り人。近年の仕事にred go-cartの7インチレコード『sprites gave』(2018/galaxy train)のライナーノーツ執筆。

野中モモ(のなか・もも) 
文筆・翻訳業。オンライン書店「Lilmag」店主。

著書に『デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター』(筑摩書房),訳書にキム・ゴードン『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』(DU BOOKS),ダナ・ボイド『つながりっぱなしの日常を生きる─ソーシャルメディアが若者にもたらしたもの─』(草思社),アリスン・ピープマイヤー『ガール・ジン「フェミニズムする」少女たちの参加型メディア』(太田出版)などがある。

ばるぼら 
ネットワーカー,古雑誌蒐集家,周辺文化研究家。

著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』(共に翔泳社),『NYLON100%』『岡崎京子の研究』(共にアスペクト)。赤田祐一との共著で『消されたマンガ』(鉄人社),『20世紀エディトリアル・オデッセイ』(誠文堂新光社)がある。


ミニライブ出演者

b-flower(ビーフラワー、今回は5人編成のうち2人の特別ユニットで参加)

80年代半ばに京都で結成された現存する日本最古のネオアコバンド。

英国ネオアコやC86等のギターポップの影響下にあるサウンドと、リリカルな日本語の歌詞で人気に。渋谷系が全盛へと向かう93年には東芝EMIよりメジャーデビュー、幅広い音楽性を獲得していく。インディーズも含めアルバム6枚とミニアルバム2枚を発表。

十年あまりの冬眠期間を経て2012年に自主レーベルより配信シングル「つまらない大人になってしまった」で復帰。以降、新旧ファンの熱意に支えられじわじわと活動の幅を増やしている。10月には去年に続く東京ライブも予定。

 



リンク

Facebook イベントページ

(アカウントお持ちの方はぜひ参加にクリックを!)

 

旧グッゲンハイム邸

 

アイデア誌サイト

日本のZINEについて知ってることすべて 同人誌、ミニコミ、リトルプレス 自主制作出版史1960~2010年代 

 

Sugarfrostレーベル

復活b-flower応援ページ

 

伊藤英嗣、山田稔明(GOMES THE HITMAN)他、応援文など満載

b-flowerベスト盤特設会場

 

friends of b-flower + livingstone daisy

ムクドリの会サイト



フェイスブック・イベントページより抜粋

[5/12] 英国音楽ライターたちのライヴレポートに誘われる形でUKに向けて旅立った者も当時少なからずいた。ZINEは旅のガイドブックの役割も果たしたのだ。日本では稀少な輸入盤を通して触れるしかなかったバンドたちの「GIG」(ギグ)に立ち会った日々の感激が誌面に溢れている。

88年の2月から3月にかけての小出亜佐子さんのライヴレポート「the day I went down to the U.K. pt.2」(英国音楽11号)では
sea urchins+talulah gosh
siddeleys 
14 iced bears+grooveyard 
close lobsters+wedding present 
my bloody valentine 
the jazz butcher
wild swans
tv personalities 
という豪華ラインナップが紹介されている。客席にbobby gillespieやstephen pastelを見つけ「どうしよう!」的なハラハラドキドキも今となっては大変貴重な体験談。コンサートではなくライヴでもなく「ギグ」。街角のパブに併設された狭い会場におけるその様子がいきいきとレポートに刻まれている。
さて、国内では2000年前後に始まるアーティスト主導の企画が10年代にはムーヴメントになっている感もある。今回の会場、旧グッゲンハイム邸はその成り立ちを含めて、間違いなくその拠点の一つである。
グ邸については『旧グッゲンハイム邸物語 : 未来に生きる建築と、小さな町の豊かな暮らし』森本アリ著(ぴあ)に詳しいので併せて参照されたい。

 

[5/5] フライヤー設置のお知らせ(京都)

・誠光社(河原町丸太町)
・ホホホ座浄土寺店 (浄土寺町)
・ライヴスペース 外(錦林車庫前)
・喫茶ゆすらご(仁和寺街道七本松)

 

[5/10] フライヤー設置のお知らせ(奈良)
・ジャンゴレコード(餅飯殿町)
・throat records(やすらぎの道)
・喫茶pleased to meet me(法蓮仲町)
・ミジンコブンコ(ならきたまち)
・古書 柘榴ノ國(やすらぎの道) 

[5/4] 改めてZINEって何?
「ZINE──それはインディペンデントで,独立した,「誰にも頼まれていないけど自分が作りたいから作る自主的な出版物」のことであり,20世紀前半に編み出されてから今日まで,印刷を始めとするテクノロジーの歩みと共に育ってきたメディアであり,表現とコミュニケーションのかたちのことだ。」
「検索」以前の、この「かたち」を通して様々な世界に踏み込む為の地図でありガイドブック。黄金週間に知的お出かけしませんか?

 

[5/4] ミニライブ出演者 八野さんのブログから〜

「初告白するけど、活動30年を超えるb-flower、僕と鈴木くん2人でライブやるの初めてなんです。」

これはまさにレアですね!

[5/3] 本日情報解禁となりました!野中モモさん、ばるぼらさんのファン、英国・米国音楽ファン、b-flower ファンの皆様、またとない機会になること請け合いです。盛夏の候、塩屋海岸に佇むDIY催事の聖地にお集まりください。
フライヤーは準備中ですが、京阪神と奈良から順次手配します。お見かけになりましたら、お手にとってご覧ください。